自動車シェアNo1のスズキはMRワゴンに続けてラパンを発表し、新規ユーザー獲得に乗り出す。ならば、懸命に追い上げるダイハツやスバルはどんな動きを見せるのか。
早ければ01年末にもコペンをリリースするダイハツが、02年夏にムーヴを一新するとの新情報をつかんだ。スクープ班は01年春の早い時点から「東京モーターショーに次期ムーヴのデザインスタディが出品される」とのウワサをつかんでいた。ショーが終わったいま、ダイハツ・ブースに並んだ数々のコンセプトカーを思い返せば、ミューズがもっとも近いと断言してよいだろう。もっとも、ミューズの全高は1510mmにとどまっているため、もし仮にムーヴとして発売されるなら、あと100mm程度は全高が高められる可能性が高い。
一方のスバルは引き続きプレオ1車種で軽乗用車マーケットを突き進む。高価なハイブリッド・システムを搭載していたコンセプトカーHM-01こそが、紛れもない次期プレオのデザインスタディなのだ。大胆なプレスラインは市販時にトーンダウンされるかもしれないが、04年3月のデビュー時には内外装が大幅に洗練されて登場する見込み。日本独特の規格で親しまれている軽自動車からは、今後も目が離せないね。
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