スクープ
2004年8月

 フーガ  日産
 レジェンドを捕らえた後は当然コイツの出番でしょう・・・というワケでフーガ生け捕り

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イメージカラーのグレイッシュブロンズMに身を包んだフーガ。特徴的なヘッドランプと横線基調のメッキグリルが新世代の日産ラグジュアリー4ドアを象徴している。

 この秋、ラグジュアリー4ドア市場でレジェンドと並んで話題を呼びそうなのがフーガだ。すでに日産が発表しているように、フーガはセドリック/グロリアに代わる新世代スポーティLサルーンで、クラウン、レジェンドと真っ向からぶつかるサイズおよび価格を誇る。

 そんなフーガの生け撮りに成功したのは、夏季休暇が終わった後の8月中旬だ。上段にクラウン・アスリートとBMW・5シリーズが、下段に緑色のボディカバーを被せられた、これまた大きな4ドアセダンが積まれていた1台のキャリアカーにカメラマンが遭遇した。ご丁寧にもボディカバー下方からはアルミホイールが顔を出し、大きなヒントを与えてくれた。

 獲物が潜んでいると直感で感じたカメラマンはキャリアカーを尾行。そして、とある施設で停車すると同時に、すぐにカバーが取り払われた。すると、どうだろう。その下から姿を現したのは予想どおり、日産が満を持して10月に発表するフーガだった。足早に施設内へと運び込む手際の良いスタッフに負けじと、すぐさま撮影。その瞬間が左上に掲載した写真だ。

 引き続き張り込みを続けた結果、運良くフーガに最接近が果たせた。イメージカラーのグレイッシュブロンズに塗装された威厳ある外観と、木目調パネルがふんだんに使われた高級感あふれるエクリュ内装の取り合わせがライバル車に負けない質感をかもし出していた。短時間で内外装、そしてボンネットフードの下に隠されていたエンジンまで写した。

 フーガにはスポーティなGTシリーズとエレガントなXVシリーズがラインナップされるが、今回キャッチしたのはクラウン・ロイヤルとバトルを繰り広げるであろうXVシリーズだった。

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バンパー下方にはインテリジェンス・クルーズコントロールのレーダーセンサーを内蔵。 ボディサイドにはティアナ同様、6ライトキャビンのウインドウ・グラフィックが配されて、のびやかな雰囲気が演出される。 フーガはスカイラインに似たL字型コンビランプを持つ。スポーティなGTシリーズと写真のXVシリーズではユニット内のランプ配置が異なる。エンブレムは未装着。

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ボンネットフード下にはキッチリとカバーで覆われたV6エンジンを搭載。排気量は3.5リットルと2.5リットルから選べる。

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インパネ中段やセンターコンソール、ドアトリム、そしてステアリングにまで木目調パーツが使われているコックピット。 撮影に成功したのはエクリュ内装のクルマだ。フロントシートバックにはグリップも装備。広い足元スペースも見逃せない。
キャリアカーを追いかけ搬入の瞬間からGET

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イメージカラーのグレイッシュブロンズMに身を包んだフーガ。特徴的なヘッドランプと横線基調のメッキグリルが新世代の日産ラグジュアリー4ドアを象徴している。


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