スクープ

2001年9月


フォレスター
スバル
新型フォレスター ワイルド路線突き進む!
ボクサー6の豪快な走りに世のSUVもタジタジだっ!!

現行モデルから一転、横線基調のグリルが採用される次期フォレスター。基本フォルムはキープコンセプトのままだが、全体的に洗練されて古くささが払拭される。

フロントマスク以上に大きく変わるリアビュー。三角形コンビランプとテールゲートに移されるナンバープレート位置が目新しい。ブリスターフェンダーは現行から踏襲。

 

スバル車の情報がもっと知りたい!
編集部には日々読者からの声が寄せられるが、なかでもスバル車に対するラブコールは多い。レガシィやインプレッサといったスジの通ったクルマ作りを行っているその姿勢を、多くのユーザーが支持している証拠なのかもしれない。

そんなラブコールに応えるべく、とっておきのスクープを用意した。クルマは02年4月発表予定の新型フォレスターだ。さすがに色あせてきた現行モデルは97年2月にデビューしたから、丸5年を経ての世代交代となる。

確定イラストをご覧いただきたい。全体の雰囲気は非常にキープコンセプトで、ワイルドSUVのイメージが色濃く残される。ブリスターフェンダーが作り出す力強い下半身も健在だ。一方、ルーフレールはレガシィに似たビルトインタイプに変わり、ターンシグナルも現行レガシィに採用されている円筒状がモチーフとされる。横線基調の太いルーバーが用いられるラジエターグリルと丸型マルチリフレクターフォグランプも目新しいアイテムだ。

フロントに比べ、リアビューはさらに変わり映え感が強い。バンパー内に設置されていたナンバープレートはテールゲートに移され、長方形で安定感を演出してきたコンビランプも三角形に変更。

ワイルドな演出は外観だけにとどまらない。モデルチェンジでは搭載エンジンも一新され、新開発のボクサー4をベースに、ターボモデルも引き続きラインナップ。この新開発ボクサー4は現行ランカスターに搭載されているボクサー6がベースとなる見込みだ。さらに、そのボクサー6と6速MTの採用には現行ユーザーもド肝を抜かれるはずだ。初スクープでここまで見えた新型フォレスターだが、スクープ班の追跡はまだまだ続く。さらなる続報に乞うご期待!

 
●現行フォレスター
先代インプレッサのコンポーネンツを流用し、乗用車テイストを併せ持ったSUVとして97年2月にデビュー。
 
シビック・タイプRの赤バッジ目撃した!

11月の発売を前に、先ごろ発表されたシビック・タイプRのプロトタイプ。これと前後して本誌スクープ班のもとに「赤バッジを見つけた」とのスクープ写真が送られてきた。確かにクルマはシビック3ドアで、タイプRの称号でもある赤バッジが確認できた。2L i-VTECの走りを体感できる日が待ち遠しいね。

国内で発表されたシビック・タイプRのプロトタイプ。
テーピングの下に隠された赤バッジがまぶしい。