スクープ

2001年1月


ディンゴ

三菱

DINGO1月29日新装デビュー
ニュー・ディンゴにビックリ仰天

誰もが驚くタテ目フェイスでデビュー以来2年を経て、またまたディンゴにびっくりさせられた。

最大の特徴である”タテ目”を捨て、生まれ変わるという情報はここに現実のものとなったのだ。そう、イメージとしてはもはやMCではなく、生まれ変わったという表現がふさわしいくらいの変身ぶりだ。

既報のとおり、特徴であるタテ目に代わって採用されるマスクデザインは、グリルとヘッドランプを連続させた「横基調」へと一変。ヘッドランプやグリルのほか、バンパー、フェンダー、ボンネットフードと、フロントまわりの外装パーツを総取り替えする大手術となっている。リアデザインも、ライセンスプレートをバンパーに移してスッキリとした印象としている。


あまりの変身ぶりにびっくり!
横基調のマスクデザインで「すっきりシンプル」を主張
なんといっても、最大のポイントはフロントデザインの大変更。横基調デザインのグリルに横長(?)ヘッドランプを与えられ、異常なまでの個性はなりをひそめた。

その代わり、誰にも親しみやすい印象を、というのがMCデザインのテーマだ。どことなく、RVRにも似た雰囲気だ。
現行ディンゴ
●現行ディンゴ

あの顔じゃなかったら買うんだけど……」というお客さんがあまりに多かったのか、 ”苦戦要因”とまで位置づけられてしまったマスクデザインから”奇抜さ”を排除することで、これまで泣く泣く見送っていたユーザーに対しても強力にアピールする。特に、このクラスのコアユーザーと考えられている女性の攻略、そして1・3〜1・5リットルスモールミニバンクラスで圧倒的優位に立つために、徹底した低価格戦略がとられる点は見逃せない。

ベーシックグレードとなる1・3リットルポップは、なんと99万円(東京地区小売価格)という、破格のプライス設定。そのほかのグレードも、ライバル車に対して軒並み”ひとクラス下”のプライスを実現する。

発表は本誌発売直後の1月29日、発売は2月2日。生まれ変わったディンゴを、カープラザへ見に行こう。  


リアビューも変わったゾ!
リアデザインも印象を変える。ライセンスプレート位置をバンパーに移し、すっきりイメージを強調。水平ラインで切り替えられるクリア/レッドのコンビランプは、フロントの横基調に合わせたものか? バンパーサイド部の張り出し強調にも注目。

あまりの安さにびっくり!
●ベーシックグレードはなんと99万円ポッキリ!

ベーシックグレード、1.3ポップの99万円という価格は、バーゲンプライスの代表格であるデミオ1.3をも下回る。現行ディンゴに対してはそれぞれ約20万円前後のお得感を実現。価格面のインパクトは、ニュー・ディンゴの強力な武器だ。
(←新型ディンゴとライバル車の価格ポジション一覧(編集部予想) )


次期インテグラ=アキュラRS-Xデトロイトショー公開でわかった
本誌予想ズバリ的中!
新春早々に開催されたデトロイトショーで、アキュラRS-Xコンセプトとして次期インテグラがついに公開された。ショー開催と同時にマスコミ発表されたこのクルマは、当たり前の話ではあるが、本誌の予想していたインテグラのスタイリングそのものだった。

本誌1月号では、インテグラの特徴であるショートノーズスタイルがよくわかるように、サイドビューのイラストを掲載したが、公開された報道用写真のなかに、同じようにサイドビューを撮影したものがあった。こうして並べてみると、予想イラストの正確さがおわかりいただけると思う。

バンパーに食い込むようにデザインされたヘッドランプユニットやリアコンビランプのディテールもいち早くスクープし、ほぼ的中!  日本デビューは5月中旬以降の予定だ。もちろんタイプRも用意され、数日違いで発表となる。

RS-Xコンセプトは、次期インテグラのショーモデル。といっても、ほぼ市販モデルと変わらないことは下のイラストと見比べていただければすぐわかる。特徴的な前後ランプのデザインも本誌既報のとおりだ。

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