クールさ増すスクエアボディ1.5L登場で走りも熱く!
●予想発表時期 02年8月 FMC
3月のジュネーヴショーで公開された日産のコンセプトカー「シャッポ」は、あまりに現実離れした内容で、とても市販を想定しているクルマとは思えないものだった。しかし、02年夏に登場する次期キューブには、あのシャッポの基本骨格が流用される可能性が非常に高いことをスクープ班が突き止めた。
その根拠は一般ユーザーを集めたクリニックで明らかになった。左に掲載したマーチとともに、「次期キューブの暫定モデル」なる肩書きで展示されていたのが、なんとシャッポだったという。つまり、詳細はともかく、見た目のデザインはシャッポと似ていると断定してよさそうだ。スクープ班ではその市販版の姿をイラストで予想してみた。シャッポと同じスクエアなシルエットラインを用いながら、オーソドックスな5ドア形状を採用して引き続き高い実用性を備えるにちがいない。
プラットフォームにはルノーと共同開発中の新世代コンパクト・シャシー「Bプラットフォーム」が使われ、現行の1.3Lに加えて、新たに余裕ある1.5Lエンジンも搭載される。言うまでもなく、ヒット作として快走しているbBに対抗するためだ。日産が早くから実用化しているハイパーCVTと組み合わされ、ライバル車を上回る低燃費とスムーズな走りも実現するだろう。モデル末期に入っている現行車を安く買うのもいいけど、2代目を待つ価値は十分にありそうだ。