セダンがダメなら、別ボディで拡販を狙おう・・・月販1000台程度にとどまっている現状を見て開発陣がそう思ったかどうかはわからないが、アルテッツァに第2のボディタイプ、ワゴンが加わる。構想段階でクーペとワゴンの2案が提示され、流行のワゴンボディに承認が出された。
掲載したフォルムを見てわかるように、アルテッツァ・ワゴンは実用性よりもスタイルに重点が置かれている。傾斜したハッチゲート、後ろ上がりに引かれたウエストライン、そして若干延長されたリアオーバーハング。これに本来のスポーティな走り味が融合され、「1台で2度おいしい」クルマに仕上がるのだ。なお、発表と同時にセダンにもMCが施される可能性が出てきた。