スクープ
2005年 3月

 ステップワゴン  ホンダ
 190万円から買えるミニバンNo.1の座を狙うNEWステップワゴン

↑zoom
横型基調だったヘッドランプはシャープなデザインとなって精悍な面持ちに。グリルの形状も変更され、フロントマスクの押し出しが強くなる。

 01年のFMCでは、初代のデザインや装備、使い勝手などがそのまま引き継がれたために販売台数が伸びなかったステップワゴン。この間にノア/ヴォクシー、セレナといったライバルたちは販売台数を伸ばし、差をつけられてしまった。その苦い教訓もあってか、新型には相当な力が入れられており、内外装ともに話題は豊富だ。

 デザインに関してはすでに報じているとおり、フロントからAピラーにかけてシャープな印象となる。ハッチゲートまわりもサイドから流れるラインの延長線上にリアコンビランプが配されるなど、凝った作りだ。初代モデルから踏襲してきた「箱形デザイン=ステップワゴン」というイメージを一新させたかったようだ。

 キャビンはノアより95mm長く、35mm幅広い。また、室内高も10mm高いので、居住性の点でも優れているはず。後席への乗降性も運転席側のスライドドアが採用されることと、クラストップを誇る低床フロアと相まって、格段に高まる。

 しかし、今回の目玉はなんといっても「キャビン内で過ごしても楽しい」ことを提供するために備えられたふたつの装備、トップライトルーフとフローリングフロアだ。トップライト(サン)ルーフは6分割の大きなガラスルーフで、最後列にも明るい日差しが差し込み、開放感がもたらされる。

 2列目からラゲッジルームにかけて用いられる「リビングルーム感覚」のフローリングフロアはオプション設定となる。どちらもライバルには用意されていないので、オプション装着を考えている読者はその質感を発表後に確認しよう。

 さて、気になる価格をグレード展開とともにお伝えする。グレードは全部で6つ。まず、2リットルエンジンを搭載した廉価モデルの「B」が190万円からはじまる。量販グレードとなる「G」は200万円前後。

 また、「G」には3つのパッケージが用意されている。上質感を高めた「Lパッケージ」とエアロパーツを装着したスポーティ仕様の「Sパッケージ」、両方の内容を同時装着した「L&Sパッケージ」。その価格は選ぶグレードによって異なるが、おおよそ210万円から230万円に設定される見通しだ。さらに、上級仕様となる2.4リットルエンジンにCVTが組み合わされるエアロ仕様の「24Z」は240万円台という価格設定になる。

 お伝えしてきたように、魅力あふれる装備と価格を引っさげてお目見えするステップワゴン。5月の発売以降、ステップワゴンがミニバンのナンバー1の座を奪い返す日はそう遠くないはずだ。

↑zoom
初代から引き継がれてきた縦型リアコンビランプが廃され、印象が大きくかわるリアデザイン。フロントドアからリアコンビランプまで切れ上がるように入ったラインも特徴的だ。
世界に先駆けて新型ステップワゴンのナマ写真を掲載した3月号。
薄型デジタルワイドメーター

↑zoom
メーター類はステアリングの奥ではなく、インパネの上方、フロントウインドウの下に配置。センタークラスターにはナビや空調などが操作できるダイヤル式のプログレッシブコマンダーが装備される。
ライバルにはない注目の新装備
フローリングフロア

↑zoom
なんと、室内フロアにはフローリング仕様も用意されている。写真はラゲッジスペース。

↑zoom

↑zoom
アクティブな印象がかもし出されるフローリングフロアはオプション設定。 ラゲッジスペースから3列目シート下、そして2列目の足もとまでフローリングとなる。
トップライトルーフ

↑zoom
3列目に座っていても十分な明るさと開放感がもたらされるガラスルーフは前後に3分割されてはめ込まれている。
待望の両側スライドドア

↑zoom
ライバルがいち早く採用していた両側スライドドアを3代目にしてようやく手に入れる。電動スライド機構は助手席だけではなく、運転席側にも設定か。
5月デビューに先駆けてセールスポイントと装備が判明
新型ステップワゴンの
セールスポイント(編集部予想)


↑zoom
■新型ステップワゴンの
主要装備(編集部予想)


↑zoom
はみ出し情報 その1
上に掲載した確定写真が使用されたリーフレットをホンダが急きょ製作し、ディーラーに配布したのは本誌ナマ写真を見ての問い合わせが殺到したため、とのウワサ。
はみ出し情報 その2
ステップワゴンのターゲットユーザーは20〜40代の子育てファミリー。新規顧客はトヨタへのこだわりが少ないユーザーに定められている。


▲戻る