編集部blog
[2008/4/18]
■「法律上問題ない」

道路特定財源の無駄遣いを指摘された際の国交省の最早、常套句がこれである。
法律に触れていないから、何をやってもよいと国がうそぶくのであれば、社会の秩序は崩壊する。
こうした表現を用いて、自己弁護することは厳に慎むべきだろう。
国交省自らが踏み込んだ改善策を提示できなければ、国民の支持は得られない。
そんなおり、また昨日は道路特会から出張費や人件費への流用が明らかになった。
まあ、でるわでるわ、呆れてモノも言えない。
そりゃ、予算を減らしたくないわけだ。

最早、国交省に自己管理能力はない。
高齢者への保険料負担拡大の是非が問われているおり、さっさと特定財源を一般財源化すべきだろう。
ただし、暫定税率の復活は勘弁してほしいものだ。
税率が本則に戻っていて目立たないが、ガソリン価格そのものは3月に比べても4月は上昇はしている。
5月に入るとさらに値上げされる方向。
GWの行楽シーズンに万が一、ガソリンが160円/Lなんてことになると、最早、自民党は国民全員を敵に回しかねない。
重量税の行方も楽しみである。
論戦が楽しみだ。
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