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オンとオフの中間をいくクロスオーバービークル、道具としてガンガン使える的なSUV、メーカーはこぞってその辺りのジャンルを推している今日このごろ。スズキが東京モーターショーでお披露目した「X-HEAD(エックス・ヘッド)」もそのひとつ。と言いつつよくよく見ていくと意外にあなどれない存在だと気がつく。そう、安直なその他モデルとは一線を画するモデルだと感じさせるのだ。
ナゼなら無骨であることが逆にカッコいいと感じさせる今風のデザインに加え、全長3.7m/全幅1.7m級という今や貴重なコンパクトサイズ、それにLSD付きセンターデフ仕様フルタイムAWD、フレームシャシーや3リンクリジッドサスなど、ジムニーの優れたオフロードでの走破性とキャリーの高い積載性が組み合される可能性があるからである。ここがポイント。
それに使う人の目的に合わせて荷台を好きなように変えられるのもX-HEADの特徴。まぁ、それほど新しいコンセプではないけど、やっぱり何か楽しげな気分にさせてくれるのにコロッと騙されてしまうのだった。たとえば展示車両のようにオフロードバイクの積載車としてガンガン使ってもいいし、キャビンを追加すれば今注目のコンパクトキャンピングカーに大変身。もちろんクレーンやタンクなどを装着すればプロ仕様としても大活躍してくれるはず。逆にワタシだったら荷台は飾りにして、2シータースポーツカーとしてON&OFFを走りまくる、なんて使い方をするかもしれない。
ただ、心配なのは燃費。今回の心臓部は1.4L級という発表ながら、この手のクルマはある一定条件を超えるとあっという間に燃費が悪化するのが常だから、ターボやスーパーチャージャーと巧く連動させて、最低限社会的ルールをはみ出さない程度の数値をキープして欲しいと思うのだ。そうじゃないとこのクルマのコンセプトが台なしになってしまうから。
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