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東モの極ナビ
Honda CR-Z
ホンダ・シーアール・ズィー
固定概念を捨てた新時代の軽量スポーツカー
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まずは“カタチ”である。FWDだろうがFRだろうが、はたまた内燃機だろうがハイブリッドだろうがまったく関係なし。それはあくまでも方法論のひとつに過ぎず、ホンダが問いたいのはこのデザインがカッコ良いか悪いか、である。ちまたでは最近のホンダデザインはあまり評価が高いとは言えないもの。シビックセダンしかりフィットしかり、はたまた次期NS-Xとウワサされたコンセプトしかり。子供が落書きした絵をそのまま商品化してしまったとか、街角のゴミ箱ほども人を振り向かせる魅力がないとか、口さがない連中に言わせるとこうなる。

だた、個人的には3ドア版シビックなどは悪くないデザインだと思っている。確かに光り物が多い上にアニメちっくな造形は5年後には"死語"扱いされる可能性はあるものの、今は光り輝いていることは間違いない。この『CR-Z』もチャレンジのあとが随所に見られるゆえ、これからどう煮つめていくのか楽しみというのが正直なところなのである。

突き出したようなフロントグリルは60年代のフォーミュラカーのようで面白い試み。逆にフェンダーに伸びるスポイラーは安全性などの問題で非現実的。またフェンダーアーチからつづくラインはショルダーラインにつながり、ボディサイドに走る2本のラインと共にウェッジシェイプを際立たせている。現実には視界を考えるとドア先端のウィンドウ下部のラインはショルダーから一段低くしたいところだから、このあたりはまだまだもめるに違いない。

リア斜め後方視界もカウンタック並みとは言わないまでもかなり絶望的。ただガラスとなったルーフからつづくリアウィンドウ処理は思い切りがいい。このラインならバックミラーに映るルーフ後端とウィンドウとの境目が邪魔で乗るたびに毒づくことはないはずである。またそのガラスルーフは囲まれ感の強いコクピットをググッと明るく開放的なものにしてくれるだろう(本当はガラスルーフは重いんだけど)。

さらにこのラインであればヘタなハッチバックやセダンよりも大きなラゲッジスペースを確保できると考えられるから、折りたたみ自転車や遊び道具を詰め込んで遊びに出かけるなんて芸当も不可能ではない。ちなみにライト類はLED。といいつつデザイン度の高いLEDを採用しながらヘッドライトまわりはやや平凡な印象。

インテリアは残念ながら何とも言えないというのが本音。あくまでもデザインスタディ。2+2の4人乗りとしたのは賢明ながら、空中に浮いたセンターコンソールや徹底的に軽量化されたシートなど、狙いは十分理解できるものの真新しいものではないし、ブルーの透過照明はオブジェのようで斬新、とは口が裂けても言えない。ブルーはキレイで品の良い色だけれども、夜間の走行時には集中力を削ぐ色でもあるのだ。TV画面と同じ。

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ハイブリッドスポーツカー。ホンダらしいコンセプトである。インサイトでは受け入れられなかったけれども、デザインに代表される切り口次第で可能性は広がるとワタシは思う。

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