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東モの極ナビ
Toyota RiN
トヨタ・リン
健康への新しいアプローチ
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「乗れば乗るほど健康になる!」事前情報ではそんなフレーズが流れてきたトヨタのコンセプトカー『RiN』。また健康ブームに乗ってマイナスイオンがどうだとか、わけの解らない物作ったんじゃなかろうか、正直言ってそう思ったワタシ。それとも人体や自然に悪影響を与えない塗料だとか、製作/廃棄時に有害物質を発生しないプラスチックでも開発したのだろうか、とも考えてみた。

でもちょっと違うようである。メーカーの担当者曰く、紫外線や赤外線をカットして明るくすっきり見えるグリーンガラスを採用したとか、ドライバーの心理状態をステアリングにイメージ画像として映し出すとか、正しいドライビングポジションをとってもらうために素材や構造に力を入れてみたとか、そういったアプローチらしい。

そうすることで自分に対して、さらには周りの人たちや自然に対して優しい気持ちになれることを目指したコンセプトカーなのだという。

なるほど、このクルマに乗ると心とカラダが健全な状態になる、もっと言えば人間だけが持っていると思われる『知性』を呼び戻そうというわけ。すぐに実現するのは難しいだろうけど、努力してみる価値は十分あると思う。

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ちなみにシートの関連は今すぐにでも実現して欲しい項目である。なぜなら歴代のトヨタ車でまともなシートを持っていたクルマはほんのひと握りだったから。安物クッションの使いまわし、何も考えていない座面の角度設定、不適切なシートバックの断面構造、カラダをホールドしない表面素材、ちぐはぐな前後ヒップポイントの位置決め、折りたたみに代表される派手なアクションばかりに気を取られて人が座ることを考えていないリアシート。それらが少しでも改善されるならワタシは大賛成だ。適切なドラポジが取れて、優れたパッケージがあってはじめて快適なドライビングができるのである。

思わずそう口にしたワタシの前で、メーカーの担当者は戸惑いと苦笑いを浮かべるばかり。その反応を見るかぎり、過度の期待をしない方がよさそうである。気長に待つことにしたい。

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