タイは大丈夫なのか?
本誌1月号のアジア&BRICs特集で取り上げているタイが大変なことに!
反政府派市民団体「民主市民連合(PAD)」がタイの首都バンコクにある、新バンコク国際空港(スワンナプーム)を占拠したことなので27日に非常事態宣言が発令されたのだ。
そこで、現地在住の何人かに「大丈夫なのか?」と連絡をしてみたところ、返ってきたこたえは、
「大丈夫もなにも、バンコク市内はいつもどおりの生活をみんなおくっているよ」
「あいかわらずだよね…」
というようなのんきなものばかり。
そういえば、2年前に起こったクーデターのときも反応はそんな感じだったなぁ…。
(写真は2006年3月に、当時のタクシン首相退陣を求めバンコクの主要道路を占拠しデモを行っている模様。現場でデモを見ていたのだが、緊迫感はあまりなくなにかのお祭りといった感じだった)
06年にタクシン首相(当時)の外遊中に起こったクーデターから、政情が安定しないタイ。
いまだにタクシン元首相(ならびにタクシン派)の政治に対する影響力が大きいことが揉める原因のようだが、デモに参加している多くの人は地方から日当いくらかで動員されている人がかなりの数だという。
そういったこともデモがお祭りてきに見えるのかもしれないし、一般市民の生活にはほとんど影響を受けないのだろう。クーデターの際も、一般道路を走る戦車に歓声をあげたり記念撮影をしたりする人は多かったそうだ。
それでも今回の騒動に対しては「人や郵便物まで止まってしまってしまう、空港を占拠するのはまずいのでは、と批判する人も多い」(現地在住者談)と反政府市民団体を冷ややかに見る人が今回は多いそうだ。
またタイで絶大な影響力があるプミポン国王も昨日「解決するように」と呼びかけたそうなので、そろそろ解決に向かうかもしれない。
なお、日本航空と全日空は29日まで国内の空港を発着するバンコク便の欠航を決めている。






