ネコ顔の最新モデル、308発表!

日本国内で2万5000台が売れたプジョー307の後継モデル、308が正式デビューした。大胆にツリ上がったヘッドランプと大きく口を開けたエアインテークは、近年のプジョー・デザインの特徴でもあるフェリーヌ顔(フェリーヌとはネコ科の動物という意味)が反映されたもので、他のプジョー車との統一感が巧みに演出されている。
一方、内装では造り込みに配慮。パーツの質感に磨きがかかっただけでなく、デザインにも外観と同じテイストが取り入れられている。また、上級グレードにはインパネも本革張りとなるインテグラル・レザー内装も設定。
全モデルにBMWと共同開発された1.6Lツインスクロール・ターボエンジンが搭載されており、価格帯は299.0~384.0万円となっている。販売は6月2日から始まる。

都内で開催された報道陣向け発表会には、同社のデザイン開発を手がけているプジョー・スタイルセンターのディレクター、ジェローム・ガリックス氏がフランスから駆けつけてプレゼンテーションを実施した。
開発過程で描き起こされたイメージスケッチを披露しながら、内外装デザインの開発過程を説明。外観は公道で見ても際立ち、他車と違って印象に残るデザインが心掛けたと言う。原寸モックアップとして製作されたのは丸みを帯びた親しみやすいデザイン案と、ラインの使い方がシャープな案、そしてピニンファリーナ社から提案されたフォルムの3つ。そのうち、ピニンファリーナ社からの提案は早い時点で予選落ちし、自社開発の2案を融合したデザインが最終決定案へとつながったとのこと。
インテリアはシンプルで開放感があり、スラントしたセンターコンソールが当初から念頭に置かれていたという。こちらも3案が原寸モックアップとして組み付けられ、選考会にかけられた。結果、仕上がった内装を眺めるとシフトレバーのベゼルやシートバックの縫い目、ルームランプなどにフロントノーズと同じV字のモチーフが発見できる。
手頃だった206の販売が終わったのに合わせ、トレンドでもあるプレミアム路線へと踏み出そうとしているプジョーの新しい戦略。ボディサイズが大きくなった308がどの程度、国内で受け入れられるのか、今後の販売動向から目が離せない。





