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2007年09月08日

アバルト完全復活への序章

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あと何回この仕打ちに耐えなければならないのだろう? “客寄せパンダ”的なまったく意味のないコスプレ仕様を次から次へと送り出し、私たちクルマ好きの期待をことごとく裏切ってきた。そう、フィアットのアバルトに対する扱いである。

自動車史上、もっとも尖った存在として一世を風靡したアバルトも、1971年にフィアット傘下になってからは、WRCやDTMといったモータースポーツフィールドで陰の存在として力を発揮してはいたものの、やはりフィアットの都合のいいように扱われてきたのは間違いのないところ。

しかし、最近フィアットは「アバルト復活宣言!」をぶち上げた。別会社として独立させた上、モータースポーツ活動に加え、その名にふさわしいロードモデルをリリースすると私たちに約束したのだ。第一弾が『アバルト・グランデプント』。最高出力155ps、最大トルク21kgmを発揮する1.4L直4ターボを搭載するホットバージョン。さらにオプションのチューニングキットを装着すれば、180psまでパワーアップすることが可能という。

たしかに現行グランデプントのシャシーは悪くない。200ps程度のパワーも18インチの足まわりも受け止めることは可能だろう。でも評価を下すのは充分テストしてからにしておきたい。なぜなら、過去の苦い経験を忘れ去ることは簡単ではないから。ちなみに日本市場の動きとしては、まず東京モーターショーでお披露目されたあと、しかるべき手順を経て導入ということになるだろう。果たして、アバルト完全復活はなるか? (Honkan)


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