自動車整備士の行く末
先日、メカニック時代の先輩と会いました。仮にAさんとしておきます。
今日は、その席で話題にあがった“最近の整備士”というお題について。
Aさんは、すごく冷めた感覚の持ち主でして、当時、まだ新人メカニックで仕事に夢を描いていたウチヤマに対して「メカの仕事なんて、壊れた部品外して、同じように新品付けりゃいいだけなんだよ」とか「5年もメカやりゃ飽きる」などと語り、ウチヤマをがっかりさせたものでした(その後、ウチヤマも同じような気持ちになりましたが)。
そのAさんと、最近の若いメカニックってどうよ? という話になり、そのなかで共通の疑問をもっていることが判明。それは、
「あいつらは、ホントにクルマが好きで整備士になったのだろうか?」
という疑問。
というのも、彼ら(若い整備士たち)と話していると、クルマに対する探求心や情熱のようなものがまったく感じられない。ある新人に
「クルマ、何が好きなの?」
と聞くと
「よくわかんないですけど、アメリカっぽいヤツ好きです」
との返答。
「アメリカっぽいってどんなの?車種は?」
と続けて聞くと
「自分、車種とかわかんないんですけど、なんかこうポンポン跳ねるやつ」
ということでした。
補足しますと、彼はどうやら“ローライダー”系が好きなようです。それならそれでインパラ、キャデラックなどの単語が出てきてもいいはずなのに出てこない。車名を調べようともしない。そのうえ高いので買う気はない、雑誌も買ったことない、とのこと。テレビでたまに見て、かっこいいなぁ〜と思うレベル。それじゃ、ほとんど素人じゃ!
そんなんでは、仕事への姿勢もおのずとわかってしまうと言うものです。
Aさんが
「ありゃ、バイト感覚だな」
と嘆くのもわかります。
原因を探せばいろいろあるかもしれませんが、世間がクルマに興味を持たなくなってきているいま、せめて整備士だけは最後の砦としてクルマ好きでいて下さいよ。
(あくまでも、ウチヤマの経験です。若いメカニック全員がこう、というわけではありません)
(ウチヤマ)






