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2007年05月18日

現場

今朝も埼京線は遅延していました。こてで今週は月曜日から毎朝遅延運転していたことになります。
JRは遅延する理由を「お客様混雑により」と我々乗客のせいにしていますが、ピシが見た感じではそれほど特別に混雑しているとは思えませんでした。むしろ毎朝遅延するような陳腐なダイヤ編成をしているJRにこそ遅延の理由があるのではないかと思うのですが…
一方で京浜東北線は毎日のように人身事故が発生していました。なかには飛び込み自殺もあったようですが、都営地下鉄のようにホームに安全柵を設けるなどの措置もとらず、ホーム幅いっぱいにコンビニなどを建てている様子をみれば、「乗客の利用安全なんかどうでもいい」とで言っているようなものです。
ダイヤの件も安全面でもとにかくJRは現場を軽視しています。
ダイヤ編成はその昔はベテランの担当者が手書きで作成していたようですが、いまでは適当な数値を入力してコンピューターで作成していると聞いたことがあります。手書きのころはもちろん担当者が現場の様子を知っていなければダイヤなどは編成できなかったでしょう。
しかしいまではJRのきれいな本社ビルのオフィスで「机上の空論」だけですべてを行おうとしているようにも感じます。
どんなにデジタル化、あるいはIT化したとしても、現場は大事なのです。「迷ったときは現場百回」、「Gメン」や「太陽にほえろ」などの往年の刑事ドラマでは、捜査に行き詰まったら現場へ行けとよくやっていました。いまでも変わらないような気がしますが…
(ピシ)

ピシは以前タクシー会社で内勤業務をしていたことは、このブログでもお知らせしました。「運行管理責任者」という国家資格を取得して、運転手さんの労務やタクシーの運行スケジュール管理などをしていました。異業種から採用していたピシの勤め先は珍しく、ほとんどは運転手さんのなかから、事務所へ管理者として入るケースがほとんどです。ですから異業種から転職してきたピシは入社時に数カ月間都内でタクシーを実際に流していました。「乗務経験がないと仕事ができない」というのが理由でしたが、実際に二種免許を取得して、都内を流し、お客さんを乗せてみると、想像を超えたハードな仕事であることがよくわかりました。
現場を知るべき仕事は新車販売の世界も同様です。ピシは某最大手系ディーラーでほんの少しの間ですが、セールスマンをしていました。けっして優秀ではありませんでしたが、一生懸命お客さんと商談して注文が取れた時の喜びはいまでも忘れません。昔はメーカーの新入社員もディーラーで実際にセールス活動をする販売研修があったそうですが、最近では「こんなことをやるために入社したわけではない」などと言って辞めていく人間が後をたたないのでやっていないそうです。
そんな販売現場を知らない人が一生懸命メーカーのオフィスで販売再編などを考えるのですから、販売現場との軋轢が増してうまくいくわけがありません。
いまどき自動車メーカーに入社してくるのだから、立派な大学を出た有能な人間なのでしょうが、販売現場で長いキャリアを積んだベテランセールスマンに業界知識でかなうわけがありません。自分のためにも」

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