ジュネーヴショー雑感
すでにテレビのニュースやウェブで速報が伝えられてるように、第77回ジュネーヴショーが開催されてます。次期プリウスのデザインスタディか?とウワサされてるハイブリッドX、新型エクストレイル、新型デミオなど、今回は日本メーカーの初公開モノも多いが、現地取材に出かけた編集部員が会場で出会った人々と話す限り、どうやらインパクトの大きい出展物がなかったように感じられる。
日本メーカーだけでなく、メルセデスベンツは新型Cクラス、アウディはA5、フィアットはブラーボ、フォードはモンデオ、といった具合に海外メーカーも注目される新型車を披露。なのに「インパクトが感じられない」と異口同音に効かれたのはなぜか。
ひとつは事前に写真が公開され、クルマの全容が明らかになってしまってるから、かもしれない。まず目に飛び込んでくる姿カタチがわかってしまっていては、会場で「初公開!」「初お披露目」と声高に言われても衝撃は少ない。
もうひとつは、見る側の感覚がマヒしてることが挙げられるかもしれない。某デザイン職の人は「コンセプトカー、市販車ともに、実際に並んでるクルマは素晴らしいモノが多い。しかしながら、何か変わった趣向を、と各社が模索して出展すると、次はそれを超えるインパクトあるモノへと期待値が高まる」と話していたが、私たち見る側の欲求レベルが上がりすぎるのも原因なのだろう。
そんな中、日本では見ることができないチェコのメーカー、スコダの商品をじっくりと見てきた。スコダはVWグループの一員で、大衆ユーザーがターゲット(かつてVW自らがそこを担っていたはずだが…)。聞くところによると、最近ヨーロッパで勢力を伸ばしているらしいが、確かにクルマのデザインは悪くなかった。
もう1台、注目が集まっていたのはヒュンダイi30という5ドアHB。ヒュンダイは同じセグメントに既に商品を持っているから、いったいどうやって差別化して売り分けていくのか気になるが、ちょっとBMW・1シリーズ似の外観はスタイリッシュで、なかなか良さげなクルマだった。
この2車も含めたショー会場の模様は次号に掲載します。お楽しみに!






