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2006年10月02日

ディープは来なかったが、オロチはやってきた

 競馬の世界最高峰のレースである凱旋門賞に日本の現役サラブレッドで最強のディープインパクトが挑戦。NHKが深夜12時から生中継するほどの関心を集めたものの3着に終わったのはご存じの通り。
 ディープは来なかったが、オロチはやってきた。

 ビュートやガリューを生産する光岡自動車が、ファッション・スポーツカー「オロチ(大蛇)」を発表したのだ。このクルマは01年の東京モーターショーでショーカーとして出展され、来場者からの反響の大きさを受けて市販化プロジェクトが動きだしたというから、今日まで足掛け6年がかかっている計算だ。その間、何度も開発中止の声が出ながら、執念でここまでこぎつけた(演出的には、ここで「プロジェクトX」のテーマ曲が入る)スタッフには敬意を払いたいと思う。六本木ヒルズで夕方5時30分から行なわれた発表会でも、その舞い上がりぶりが随所に。モーターショーでもコンパニオンがゼロだった光岡が3人もギャルを並べ、白塗りの役者が先々週のレクサス発表会ばりの「大蛇の舞い」が披露。冒頭の挨拶では光岡会長が「車馬鹿」「ビジネスとしてはやってはならんことをやっちまった」と話したり雨足が激しくなる中、妙に思い入れたっぷりの社内のデザイン担当者が社長、会長以上に長々スピーチするなど一風変わったイベントとなった。富山の「車馬鹿」たちの夢がいっぱいつまったオロチ。値段は1050万円也。400台の受注限定生産だ。

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