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2006年07月28日

またまた杖をついて

まいどの杖ネタにウンザリのみなさんもいるかと思います。
ほぼ足の怪我も治り、やっと杖のお世話から開放されました。思えば長いようで、短かった松葉杖生活。いまの荒廃した現代日本社会を垣間見る貴重な体験をさせてもらいました。この経験はきっと今後、ピシの取材活動に反映させていきます。

杖生活でわかったことがいくつかありました。確認のためもう一度
①鉄道会社やバス会社のバリアフリーもしくはユニバーサルデザインに対する取り組みは偽善
最初にお話したとおり、エスカレーターやエレベーター、低床バスなど、ハード面は充実していますが、エスカレーターは早くて怖いし、エレベーターはホームの端などトンチンカンな場所に設置されている。バスも床が低いだけで、乗り降りはかなり大変。つまり作り手側の勝手な妄想と言っていいような判断で、さまざまなものが設置されているということ。つまりは使う側の気持ちはあまり考えず、自己満足でやっている印象を強く受けた。
②身なりのいいオヤジやオバサンほど絶対席は譲らない
仕立てのいいスーツを着たサラリーマンや、セレブ気取りの年配の女性ほど優先席に座っていてもほぼ絶対席を譲ろうとしないのは実体験で確認できた。ピシ自身も他人のモラルを問うほどの善人ではないが、杖をついた人間が自分の席の前に立てば席は譲る。よく「いまの若者は」などと言うオヤジどもがいるが、ピシを無視して寝たふりして隣の老人に席を譲らせようとするアナタたちのほうが、よほどモラルハザードしていますよ。
③それでも日本人はやさしかった
一部心ない人もめだったが、総じて「日本人ってやっぱりいいなあ」とジーンとくる親切を多数受けた。
④JR東日本はとことん運転が下手
急制動は当たり前なのか、とにかく急ブレーキが多すぎる。タクシーやバスの二種免許試験ならば、とくに検定中止になるだろう。乗客にけが人が出ない限りは急ブレーキとは呼ばないのだろうか? 乗客のことなど微塵も考えていないその運転姿勢に、「安全運行」などという言葉はこの鉄道会社にないことがよくわかった。ピシはあえて予言しよう。このままいけばJR東日本でとんでもない大事故が起きるぞ…
ついでに儲かっている私鉄ほど、エスカレーターやエレベーター設置が遅れている。東急線渋谷駅にはエスカレーターやエレベーターが皆無なのには呆れた。全国でも有数の富裕地帯を走り、金持ち私鉄の代名詞の会社なのに、設備の充足状況がいまいちなのには怒りを覚える。一方儲かっていない私鉄代表の東武鉄道などはかなり、施設が充実している。要は儲かっているか儲かっていないかではなく、本業にどれだけ熱心なのかの差が、施設の内容差に出ているようだ。
(ピシ)

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