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2006年07月17日

ボルボの招待旅行で何が起きた!?

7月20日以降、自動車雑誌各誌にボルボの記事が相次いで掲載される。クルマはXC90。マイチェン車だが、今回は異例中の異例。6月下旬にボルボカーズが「総勢24名もの媒体関係者をスウェーデンに連れて行った」(事情通)のだ。

もちろん、連れて行ったのは、渦中のPAGである。旅行の責任者はあの広報室長だ。
で、招待者数が、いつにも増して大勢だったのが異例なら、マイチェン車の新発売くらいでスウェーデンに連れて行くのも異例だ。ボルボの苦境を、媒体露出で挽回したかったのだろうか。従来、「媒体露出はテレビがメイン、雑誌は相手にしない」(マスコミ関係者)のに、どうした風の吹き回しか。
まぁ、それでも呼ばれる媒体側にしてみればタダで海外にいけて、記事も作ることができるこの手の誘いは断らない。雑誌編集者、評論家はボルボのお誘いにひょこひょこのった。どこの誰がスウェーデンに行ったかは、今後発売される各雑誌を見て欲しい。
これだけなら「販売不振に業を煮やして、専門誌を接待することにしたか」で記事にするほどのことではない。ところがさすがはボルボ。しっかりオチがあるのだ。
じつは24人は往復の飛行機で二班に分けられたのだ。なんと先発組はエコノミークラス、後発組はビジネスクラスに。
通常、こうした招待旅行は記者の機嫌を損ねないように、区別せず全員をビジネスクラスに乗せるのが一般的。本日出発のレクサスLSの大旅行も全員がビジネスクラスだ。
なるべく多くの媒体露出はさせたいが、販売不振で予算に限りがあったのかどうか、「年齢の若い人とそうでない人とでクラスをわけたらしい」(参加した人)以外、明確な理由もない。一説には、「広報室長の独自の判断で決まっただけ」(他の関係者)とのうがった見方さえある。
まぁ、動機はともかく、怒ったのはエコノミーで連れて行かれた評論家と編集者。スウェーデン現地で、この差別待遇がばれたものだから、始末が悪い。専門誌は横の関係が濃い。「なんであいつがビジネスで、普段仕事をだしている俺がエコノミーなんだ」「客(雑誌社の担当者)がエコノミーなのに広報室長がビジネスとはいかがなものか」など、不満が続出。試乗会どころの騒ぎではなくなった」(別の事情通)。
もともとロハでつれていってもらっているのに、差別待遇を怒ったり、媒体の編集者が自らを客と称したり、それ自体おかしな話だが、馴れない大勢での接待旅行など企画して、「ぎょうかいのしきたり」など無視したやりかたをするものだから、マガジンXの知るところとなってしまう。
先発隊が帰国する日、本来なら見送りにホテルのロビーに出てくるはずだった広報室長。自らもビジネスクラスに乗ったために、さすがにバツが悪かったらしく、見送りにもでてこない。これがさらに業界内での騒ぎを大きくしていることに、彼は気がついているのだろうか。
もちろんこのコストはボルボ車1台1台にのっかっていることを読者諸兄はお忘れなく。
なおボルボ広報室は「随行員(スタッフ)はエコノミーだった」と言っている。
(神)

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