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2006年06月20日

「赤い鯨と白い蛇」を観てきました。

香川京子、浅田美代子、宮地真緒、樹木希林、板野真理(子役)の女性五人が、数日間、海辺の古民家で故あって過ごすことになる。
戦時中、疎開先であった千葉館山の古民家を訪ねることになった主演の香川演じる雨見保江。老婦人の脳裏の奥に焼きつく記憶がひも解かれるにつれ、孫の宮地、古民家の主、浅田、その娘の板野、そしてもうひとりの借家人だった樹木それぞれが背負う人生の一端も明らかになっていく。映画の終盤、果たして五人はどのような決断をしたのか。映画初メガホンとなったせんぼんよしこが、ひとりひとりのこころの変化を丹念に描いていく。
全編にわたって、派手さはないが、観るものに、自分自身が歩いてきた人生を今一度振りかえさせてくれる印象深い作品に仕上がっている。奥山和由製作総指揮。11月25日より岩波ホールにてロードショー公開後、来年にかけ全国公開予定。(神)

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