青春のきらめき
先日、同僚の編集部員の口から、ふと「僕の青春の全てでした…」という言葉が漏れました。その会話の前後はなんてことのない仕事の会話だったのだが、それを聞いて、ふと気づいてしまいました。自分も青春を振り返る年齢になってしまったことに。
その日の夜、終電間際の満員電車の中で学生時代の頃を思い出してみました。
「はき違えた自由」ということで有名な埼玉の私立に通っていた僕は、毎日せっせと脳みそを腐らせることに一所懸命で、大好きだった音楽とも相重なり、試験前にはクラスの悪友と教科書をつまみにビールを飲んでいる日々。時々、これで良いのか? と思う日も多くありました。
半端にエネルギーと時間は余っているものだから、大好きな音楽に熱くなってしまい、文化祭のステージでは、同級生やそれに感化された婦女子が昇ってきてしまい、半ば暴動みたいになってしまった訳で…。結局、教師に抑えられ持ち曲を半分しか演奏できなかったけれど、思い出している内に胸に何かが残っていました。今まで、思ったことも感じたこともなかったけれど、ふと、懐かしく、それでいて輝いている何かです。あぁ、これが青春だってな具合に…。
それが7年も立てば、満員電車の中でガムを「くっちゃくっちゃ」噛んでいる男の目の前で必至に耐えているわけで。その人が読んでいるのは、少年ジャンプな訳で…。そこには、「社会人」と書いて「ガマン」と読むセリフがあったりする訳で…。(タツ)





