ボルボ広報室長、一方的に電話を切る!
「京都のニューイースタン社の地位保全請求が最終的に認められた。これをインポーターとして、どう考えるか」「地位保全が認められた以上、テリトリーを現状復帰させるべきではないのか」
このふたつの質問を、今回の「ボルボ消費者不在事件」の取材過程において、一貫して「取材拒否」の立場をとっているボルボ・カーズ・ジャパンのY広報マネジャーに聞いた。
これに対して、Y氏は「まだ負けたわけではない」「これ以上、答える気はない」とこれまで同様の答えを繰り返す。
「今度は判決が確定したのですよ」と言っても、「私は専門でないので分からない」と広報としての立場を忘れたかのような発言をする。挙げ句の果てが、標題のごとく、話の途中に一方的に電話を切るという「暴挙」だ。
間髪入れず、こちらも電話をかけ直したが、長い間、呼び出し音をならした挙げ句に電話に出てきた部下の女性は「Yは席にいません」「電話に出ても質問に答える気はありません」と、判で押したように同じ言葉を繰り返す。
一般論とお断りしておくが、自動車雑誌とインポーター広報とは、これまでもっぱら、製品の紹介と露出が主の「もたれ合いの関係」が続いてきた。製品をローコストで告知したい側と取材や製品紹介で便宜を受けたいメディア側の思惑が合致した長年の慣習といっても良いだろう。
広報の仕事は、だから実は製品の宣伝担当のようなもので、今回のボルボ事件のように、企業にとってのネガティブ・インパクトを少しでも和らげる組織防衛的な、本来の意味での広報の動きに馴れていない場合が多い。
Y氏にしてみれば、「マガジンXのような雑誌に対しては、無視が一番」とタカをくくっていたら、存外、コトが大きくなってきて身動きがとれなくなっているというのが現状だろう。実際、Y氏も何人かの親しいクルマメディア関係者に、本件について相談しているようだ。
「自社にとって厳しい事案でこそ、広報対応が活きる」などと、いまさら言う気はないが、話しの途中で、電話を一方的に切る、さらにその後、謝りもしない、などという大人げない行為はいかがなものか。詳細は8月号を待て!(神)





