日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員長を直撃。
昨日、COTYの新しい実行委員長である三好正己氏にお会いし、お話しを伺うことが出来ました。氏との一問一答については、次号のマガジンXで、詳細を記事掲載します。
結論から言うと、三好さんはとても真摯で、率直に自動車業界を発展させようと考えていらっしゃいます。6月号118ページの記事にも書きましたが、ネコ・パブリッシングの笹本社長は今回の一連のCOTYでの出来事について、本誌の取材依頼には応じていただけていません。これに対して、一方の当事者である三好さんは取材依頼に快く応え、本誌の呈する疑問に対して、ありのままを説明してくれました。主張の正当性はともかくとして、少なくともメディアの取材依頼に応じるか否かが、記者の心象を大きく左右することだけは確かです。
さて、取材の中でのポイントは大きくふたつありました。ひとつは六本木ヒルズでの開催が事実上不可能になったため、この秋の最終選考会は東京・丸の内にある「丸ビル」での開催を検討していることです。正式決定は5月16日、その丸ビルで開催される予定のCOTY総会まで待たなければなりませんが、自動車メーカーの協力が得られる見込みがつけば、実施の運びとなるようです。
その場合には、一応任意とは言え、「10ベスト車」に選ばれた段階で「1車あたり最大200万円程度の資金協力が要請される」(業界事情通)とのことですから、お金の使い方は一見、昨年度と大差ないように思われます。この点について、三好さんは次のように語っています。
「業界の外のクライアントのプロモーションに利用されたくない。あくまでも自動車メーカーの協力にとどめたい」と、拡大路線とは一線を画す姿勢を明確にしています。
もう一点は、COTYへの参加資格問題です。本誌6月号でも触れましたが、ウェブマガジンの「レスポンス」は今回も入会が見送られました。現状では「雑誌取り次ぎコード」を有していることが、入会におけるひとつの判断基準となっているとのことですが、PR誌などの扱いも含めて、今年度は「前向きに議論していく」(三好氏)とのことですから、来年度は色々な媒体が増えるかもしれません。
COTYを脱退した笹本氏は独自にインターネットを活用した「ワールドベストカー・オブ・ザ・イヤー(仮称)」をCOTYにぶつけてくるとも言われています。夏から秋にかけ、この話題から目が離せそうもありません。新しい選考委員の紹介も合わせて、詳細は7月号をお楽しみに。(神)





