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2006年05月08日

実況!彼がプジョー407を選んだGW。

「スカイラインのV6、2.5リッターを買おうと思うんだ」
5月末で日産グロリアの15年目の車検がくるテニス仲間のYさんがこうきり出した。レガシィ、クラウン・アスリートと比較してスカイラインを選ぶのだと言う。それを聞いていた友人Sが返す刀で、
「もう50歳代半ばなんだから、これから10年乗るつもりなら、もう少しドライブして、自分自身が楽しいクルマが良いよ。国産車の中で、ステアリングを握ってワクワクするクルマはなかなかないね。予算をもう少し足せば、BMW320iが買えるよ」
「いや、昨年出たばかりだけど、プジョー407は外観も内装もセクシーで良い。チェックする価値はある」と傍らにいた友人K。
かくして、Yさんの怒濤の新車選びが始まった。時は5月3日のお昼時。テニスコート上である。

ここからのYさんのアクションは素早かった。すでにスカイラインの見積もりを取り、翌日4日の午前中には、最終の試乗を予定していた。が、3日の午後には、最寄りのBMW販売店で第一次の見積もりをゲット。その夜、友人Sを自宅に呼んでの激論が交わされる。詳細はご本人からのコメントがでることを期待しているが、その夜、深夜1時に及んだ議論では、「BMW320iにしよう」ということで、方向性が見えたかと思われた。まあ、念のためスカイラインを試乗するとともに、プジョー407のチェックも忘れない。
1日おいて、5月5日こどもの日である。本日も朝からテニス三昧。ゴールデンウイークも遠出をせず、テニスコートにいる。ひとしきりテニスに打ち込んだ中年のおじさんたちは、昼食をかねてバーベキュー大会だ。もちろんお酒入りで、肴はYさんの新車選びについて。
Yさん 「BMW320iに決めようかな。でもスカイラインより予算が大幅にオーバーしてしまった」
友人S 「良い選択ですよ。条件面で何とかなると良いですね」
友人K 「プジョー407はパリジェンヌそのもの。魅力的だよ。まだ試乗はしていないんでしょ」
Yさん 「そうですね。明日、販売店に行くつもりです」
ここに割って入ったのが、グループの最年少で、コルベット乗りの自他ともにクルマ好きと認めるNさんだ。
「クルマは新車で買うのはバカらしいですよ。BMWならやはり6気筒を買うべきだし、究極はポルシェかな。新車を買う予算で、良い中古車を探してあげますよ」
心が揺れるYさん。この日はそれぞれの友人が持論を展開し、なかば無責任にYさんにアドバイスをしていたのだった。果たして結果はいかに。
5月6日、Yさんから1通のメールが入る。「6気筒のBMW323iも試乗しましたが、プジョーに乗ってみると、これがとても良い。条件面でも、装備と予算が折りあいそう。BMW320iとどっちかに決めようかな」。クルマ選びもいよいよ佳境だ。
5月7日、Yさんより最終報告がある。
「プジョー407を契約しました。フル装備でボディカラーはモンテベロ・ブルーです」
納車は5月末。今度は新車を肴に、またお酒が飲めそうである。それにしても新車雑誌の編集長ながら、この秋で9年経過するアコードワゴンの買い換え予定も定まらず、乗りたいクルマとお金がない「友人S」。「ボクはもうすぐ日本デビューする407クーペを買おうかな」と明るく言う「友人K」とYさんに少々ジェラシーを感じるのであった。おふた方、コメント待ってます。(神)

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コメント

【プジョー407への道のり】
先の報告、「実況!彼がプジョー407を選んだGW」を受け、テニス仲間Y氏の眼と心になって追加報告をしよう。

●プジョー407の主な仕様
プジョーー407スポーツ3.0の車体色はムーン・ストーン・グレー、シートはCOBALT LEATHER(紺色)である。何れも、プジョー407の個性ある取合わせといえる。Y氏は、良い選択をしたと、密かに考えている。
●選択の悦びと満足感
選択の理由は、なめらかで美しいフォルム、淑女のベールをまとった躍動感ある足回り、気品と質感を備えた居住性、などである。加えて、ハンドルを握る再びのワクワク感とトータルバランス、10年・15年と長く乗りたいと思わせる要素がこの車には在った。この度手放すグロリア(1989年/平成元年)がそうであったように。
●納得のいく選択プロセス
車購入は大きなイベントである。Y氏にとって10年に一度のことである。車は価値観と生活感を現す。乗る人を現すともいえる。Y氏は、専門家のアドバイスをけて進めた今回の購入プロセスを納得のいくものと感じている。
●テニス仲間に感謝
今回の選択は次の面々の存在なくしてあり得なかった。正義感と辛口批評で定評のある車雑誌の編集長S氏、ソフトで理知的な中に主張を持つ車好きの保険コンサルタントK氏、加えて、見かけは厳ついが場数を踏む年代ものコルベット乗りN氏。何れも同じ居住区に住む我がテニス仲間である。GW中に短期集中で見て廻り試乗して判断した。これもアドバイスにあったことであった。
●選択は教訓を踏まえて
Y氏は次を教訓の一つとしている。「見えていることは少なく見えていないことの方が多い」。今回、選択の枠を拡げ、眼を見開くきっかけを与えてくれたのは、良いものを知る、バランス感覚に優れた先の専門家であった。
●事後の感想
選択は満足のいくものであった。その中で唯一気持ちが重いのは、購入費用が当初予算から相当に膨らんだことである。しかし、10年20年のスパンで考えた場合、良い買い物である、これがY氏が自身とその妻に納得を求める理由である。

2006・05・14
ブルー・ペンギンY

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